三鏡宝珠(さんきょうほうじゅ)

今月の吉方位の1つ。江戸時代以前の暦には必ず載っていたものの、どこからか消えて三鏡宝珠形という紋章のみ表記されるようになった。
 この方位は、何かを始める時に願掛けすると良いものとされる。三方位が存在する。日月星の三光、天地人の三才。
右方:色星玉女(服飾) 月 人
中央:天皇玉女(全般) 日 天
左方:多願玉女(旅行) 星 地
三鏡寶珠  

算出方法
 「節月」と呼ばれるものを用います。
 節月とは、太陽の位置で決まるもので、360度を12等分したものです。
 一般的に二十四節気と呼ばれているものがありますが、この始まりは立春(315度)と決められており、節月も315度からが1月となります。
 この詳しい解説については省きますが、あえて算出方法については、角度も記す事とします。また下記画像の二十四方位が使用されます。  
二十四方位

右方:色星玉女(服飾)
正月(315度から345度)には辛(西北西)
2月(345度から15度)には丙(南南東)
3月(15度から45度)には丙(南南東)
4月(45度から75度)には癸(北北東)
5月(75度から105度)には丙(南南東)
6月(105度から135度)には乙(東南東)
7月(135度から165度)には巽(南東)
8月(165度から195度)には乾(北西)
9月(195度から225度)には壬(北北西)
10月(225度から255度)には巽(南東)
11月(255度から285度)には坤(南西)
12月(285度から315度)には辛(西北西)

中央:天皇玉女(全般)
正月(315度から345度)には乙(東南東)
2月(345度から15度)には甲(東北東)
3月(15度から45度)には乙(東南東)
4月(45度から75度)には丁(南南西)
5月(75度から105度)には甲(東北東)
6月(105度から135度)には甲(東北東)
7月(135度から165度)には坤(南西)
8月(165度から195度)には壬(北北西)
9月(195度から225度)には辛(西北西)
10月(225度から255度)には坤(南西)
11月(255度から285度)には壬(北北西)
12月(285度から315度)には庚(西南西)

左方:多願玉女(旅行)
正月(315度から345度)には乾(北西)
2月(345度から15度)には庚(西南西)
3月(15度から45度)には丁(南南西)
4月(45度から75度)には乾(北西)
5月(75度から105度)には庚(西南西)
6月(105度から135度)には丁(南南西)
7月(135度から165度)には艮(北東)
8月(165度から195度)には巽(南東)
9月(195度から225度)には癸(北北東)
10月(225度から255度)には艮(北東)
11月(255度から285度)には乾(北西)
12月(285度から315度)には癸(北北東)

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今月の三鏡宝珠の方位