宿曜経における二十七宿の解説2

[三九秘要]

 これらの宿の間の相性は常に一定です。
 自分の27宿さえ分かってしまえば、あとは下記のような順序で相性が割り当てられます。

このような運勢・相性の流れの中に、私は仏教的な思想を深く感じます。
[01](自分の27宿)
[02](繁栄)
[03](衰退)
[04](平穏)
[05](危機)
[06](成立)
[07](崩壊)
[08](友愛)
[09](親交)
[10](加護)
[11](繁栄)遠
[12](衰退)遠
[13](平穏)遠
[14](危機)遠
[15](成立)遠
[16](崩壊)遠
[17]友(友愛)遠
[18](親交)遠
[19](生業)
[20](繁栄)
[21](衰退)
[22](平穏)
[23](危機)
[24](成立)
[25](崩壊)
[26]友(友愛)
[27](親交)

 この27宿同士の相性の所以は「角度」にあるようです。
 特に、この占いが最重要視する「命・業・胎」の三要素は、「前世・現在・未来」の三世因果律の思想が根底にあり、月があなたの生まれた時にあった位置から120度進んだ時を「業」とし、120+120=240度進んだ時を「胎」としています。
 120度という角度には「安定・束縛」の意味合いがあり、正三角形は120度の角度で形成されています。
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