この「宿曜経」は9世紀に弘法大師「空海」が遣唐使として派遣されていた中国から持ち帰ったものです。
この経典の主幹を成すのは「二十七宿」と「七曜」です。当時の中国においても、この「七曜」という考え方は、非常に新鮮で新しいものだった事から、比較的早く世に普及する事となったそうです。
しかし実際のところ、現在の占いに使用されるのは「二十七宿」が主です。
ところで、どうやって占うかというと、方式としては星占いと同じです。まず、自分の二十七宿を調べ、次に相手の二十七宿を調べ、この関係を診るというものです。運勢を占う場合も、基本的には日運なのですが、その日の二十七宿を調べて、自分との関係を診るという単純な方法です。
では、相性や運勢を決定づける根拠はどこにあるのでしょうか?
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