宿曜占星盤印刷用の紹介

 宿曜占星術に使用する占星盤として利用するために作成しました。
 インテリア的な要素が強いものではありますが、使用方法もこちらで解説させて頂きます。

 こちらのファイル(PDF)をパソコンなどで開き、これに含まれる4枚の画像を同サイズで印刷してください。けっこう重くて、3MBくらいあります。 
 A4版あたりがいいと思われます。印刷用紙と設定は、厚めの紙で最高画質あたりだと、私は嬉しいです。
 また、中心の絵を文殊菩薩を表す梵字(マン)にしたものもこちらにあります。  
 印刷したものの外枠だけ、それぞれにハサミで綺麗に切り抜きます。
 できたら、あとは真ん中にある×マークを合わせて、裁縫屋に売ってるハトメなどで留めてください。最悪、画鋲でもいいと思います。そうすれば、宿曜占星盤の完成です。
 完成すると、上の画像のようになるはずです。

一応、以前公開していたものも下記に置いておきます。こちらは5枚印刷バージョンで、新しく公開したものよりも少し形が歪です。

タイプ1:白背景[PDF版:400kb] ←どれか1つを選び5枚印刷
タイプ2:黒背景[PDF版:1MB]
タイプ3:黒陰陽[PDF版:800kb]

宿曜占星盤の使用方法
この盤には二通りの使い方があります。
 一つは「暦」としての用途。二つ目は占星盤としての用途(応用編)です。
 まずは、基本である暦としての使い方を解説します。
1.暦としての使い方
 まず最初に、今月の新月(旧暦1月1日にあたる)が何宿であるか、何曜日であるかを調べます。
 これは、二十七宿万年暦(携帯版はこちら)で調べることができます。
 たとえば2013年1月1日を例にすると、前回の新月は2012年12月13日の木曜日、斗宿となります。斗宿木曜日。これだけわかればOK。
 まず、占星盤を手に取ります。
 外側から順に円1、円2、円3、円4とします。
 さきほどの今月の例で解説していきます。
 円1の斗宿を上にします。
 円2に記されている木曜日を、斗宿のところに持っていきます。
 円3に記されている朔日の文字を見つけ、これを斗宿、木曜日と同じ列に持っていきます。
 これで、いちおう完成。
 あと残りの円4については、自分の本命宿が斗宿であるなら、斗宿の列に本命宿の「命」を持っていくことになります。
 こうすることで、その月の旧暦の10日は業の運勢であるとか、あるいは15日は成の運勢であると一目でわかるという仕掛けとなります。
2.占星盤としての使い方(応用編)
 占星盤としてのみ使う場合、円1と円4しか使用しません。
 まずは円1にある自分の二十七宿を上にします。
 次に、円4に記されている「命」も自分の二十七宿と同じ列に持っていきます。
 一例としましては、たとえば恋愛相手の二十七宿を調べましょう。
 そして、さきほど設定した自分の宿曜盤の円4の「命」の文字を、恋愛相手の二十七宿のところに移動しましょう。
 すると、たとえば自分からみて本命宿の相性であった人物が、恋愛相手からは別の相性であるということがわかったりします。当然、自分と恋愛相手が同じ二十七宿であれば、この使い方をする必要性はありませんが、そうでないかぎり、この使い方により二十七宿同士の関係というものが、より見えてくるかと思います。
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製作:月の占星学2006